平成19年9/25〜9/28まで日記
平成19年9月25日(火)・・晴れ
 
信じられない/海水浴場の水質検査
  
9/14の日記の続き!!
 大島の北部し尿処理池の調査から、東京都が行っている「海水浴場の水質検査」の
デタラメの実態が次々と浮き彫りになってきている。
 (9/6の日記では、水深1〜1.5メートルで海水を採らなければならないのに
 「船とバケツ」で採っていた事が判明している)
 
○今回判明したのが、「日の出浜・海水浴場」
 
 日の出浜・海水浴場は上記写真()のように、テトラポットで囲まれた「家族向け」の
浅いプールのような海水浴場です。
 当然、船は底がぶつかり海水浴場の中には入れないらしい。
そこで、下図()の赤印の地点の海水をバケツで採ったというのだが、
 2ヶ所は「船を頭だけ海水浴場の中?」に入れかろうじて海水浴場の海水を採ったが、
 最後の1ヶ所は
  テトラポットの外側、
   つまり海水浴場の外側

 の海水を採っていた事が判明した。

 担当した職員は「海に入って海水を採ろう」と思わなかったのだろうか?
 島しょ保健所の職員が行ったというが、保健所の意識とはこんなものなのか!!
 懲戒処分の対象になる事案だ。

    
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○9/14の日記に書いた弘法浜・海水浴場の採水地点を写真に落とすと、下図()のようになる。
 海水浴客が泳がない海の海水を採って、水質検査をするのはムダな事だ。
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平成19年9月26日(水)・・晴れ
 
本会議/猪瀬副知事
 海水浴場/水質分析の費用

  
○13時から本会議。
 共産党の代表質問で「猪瀬副知事の部屋に、新たに便所を作った。」と追及したが、
他の副知事室にもセキュリティーの為に便所がある、と分り尻つぼみ。
 また、猪瀬副知事の発言を取り上げ、追及したが、「赤旗」を手に猪瀬副知事が答弁。
民間副知事がいることで、活気がでてきたようだ。

昨日の日記の続き!!
 情報公開していた以下()の文書が公開された。
   船代金・・・・・・52,500円
   採水用品・・・・・99,256円
   島への旅費の明細
   島しょ保健所長への依頼文

 都・福祉保健局がマスコミに発表した「水質検査結果」では、
  「<採水方法> 水深 1 〜 1.5m の地点で、水面下 0.5 m 程度で海水を採水
 と明確に書かれている。
 「船とバケツ」で海水を採る場合、「水深 1 〜 1.5m の地点」での採水は不可能
 
  船を使えば正確なデータ収集は「無理」と承知しながら、船で海水の採水作業を
 しているのであれば、この船代は担当者に返してもらう事も考えなければ。
  また、旅費の明細を見たところ、「??」が見つかった。また調べる事が増えてしまった。
 
 
 (↑ 「船の借り上げ代」の領収書)

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 (↑ 海水浴場の海水分析の為に購入した請求書の明細)




平成19年9月27日(木)・・晴れ
 
本会議/一般質問
  I O C 委員もさぞ驚く事でしょう!!

  
○13時から本会議、大島町の「北部し尿処理池」に関する質問をした。。
 石原知事の答弁は、海を汚している大島町、そしてだらしない都庁職員の対応に
苛立って
いるように見えた。
 しかし、大島町は地下水を飲料水にしているので北部し尿処理池の移動は出来ない、
と答弁した。
しかし、当分の間は南部し尿処理池を使う事も可能だ、その他の選択肢もいろいろある。
どうせ、環境局長が説明していないのだろう。
 石原知事がオリンピック招致をめざすなら、現場を視察して、考えてもらいたい。
 これでは「 I O C 委員 」を大島に案内する事は出来ないだろう

 オリンピックの招致を目指す東京都、
  その
リゾート地「大島」のし尿処理池から
   太平洋の美しい海を汚し続けていては
    視察に来る「I O C委員」もさぞ驚く事だろう。


 それにしても環境局長、福祉保健局長の答弁、自らの失態を誤魔化すものだった。腹が立つ。
環境・福祉局の実態を徹底的に調査する必要がある。

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      平成199月議会 一般質問
               
行革110番  後藤雄一
 地球温暖化等、環境汚染は深刻です。
 石原知事も地球温暖化の影響を深刻に受けている南太平洋、ツバル・フィジーを
訪れるなど、環境問題に積極的に取り組んでいられます。
 そこで、今回行革110番が調査した伊豆大島のし尿処理池を検証しながら、
環境問題に取り組む職員の意識、正面から立ち向かう難しさ、そして、
島の実態を点検してみたいと思います。
 伊豆大島は、ジェット機が着陸する大島空港、そして整備された元町・岡田の港が2つ!! 
大きなホテル、そして美しい海、大島は一大リゾート地です。
しかし現在も、し尿処理施設、汚泥処理施設がないというのには驚かされました。
神津島・青ヶ島・小笠原等は既に完備されています。

 平成17年度にかかれた環境局職員の出張・復命書には
「大島町にはし尿処理施設がなく素堀穴にし尿を投棄し地下浸透させている。
早い時期に結論を出し、平成19年度完成をめど(目途)に取り掛かる考えはある。」
と書かれ、南部し尿処理池の写真がついてします。
南部し尿処理池は海岸から150mほど陸地に入ったところにありますが、
北部の海岸の崖の上にもう一つ「北部し尿処理池」があります
し尿は「し尿処理施設で処理し、脱水、又は焼却し処分する事」と決められています。
しかし、し尿処理施設が出来るまでの間は、周辺環境に配慮した上なら、
し尿処理池等に投棄しても罰せられないのです。
海岸の崖の上にある「北部し尿処理池」は、「底なし」といわれ、過去30年以上も使われており、
し尿が崖下の海水に漏れ出しているのでは、と指摘する声もあります。

そこで、環境局に「北部し尿処理池」について尋ねると、わからないのです。
平成11年度以降、現地調査をしていないので、資料もないというのです

質問1) なぜ、資料もなく、平成11年度から今まで、現地調査をしなかったのか伺います。
 
 
行革110番は、環境局と大島町が何か隠しているのと考え、8月7日、 ヘリコプターで
北部し尿処理池を空か視察しました。
これが北部し尿処理池の空からの写真です。
 
砂浜が切れたところの海岸線の崖の上の林の中にポッカリと、
真っ黒な50メートルプールのようなものがあります。これが北部し尿処理池です
8月17日、大島町を訪れ「北部し尿処理池」を視察させてほしいとお願いをしたところ、
副町長から許可を頂き現場に入りました。
これが北部し尿処理池の写真です。
 

北部し尿処理池「黒い池」はヘリコプターで見た通り、高い竹やぶにスッポリと囲まれてしました。
池の表面は真っ黒、回りには水が溜まっていましが、
し尿のにおいは全くしませんが、強烈な油の匂いが鼻を突きます。
 大島町は、黒い池の正体について
「し尿処理池の上はコールタールで覆い、匂い・害虫の発生を抑えている」
と説明していましたが、 その後、
「コールタールでなく、自動車のエンジンオイルの廃油です」。
そして、
「10年前まではエンジンオイルを投棄していたが、現在洗浄の為に使っているだけ」
そして、
「現在は、エンジンオイルは一切使っていない」と説明を変えるのです。
しかし、行革110番が8月17日に視察したとき、
し尿を投入するホース付近でも強い油の臭いが残っていました
質問2)  たとえ、洗浄に使ったエンジンオイルでもし尿処理池に投棄するのは好ましくない、
   まして継続的に行われていれば廃棄物処理法に違反する事も考えられ、調査すべきです。
   見解を伺います。

これが「北部し尿処理池」の崖下の写真です。
 
至る所で崖が崩れ、また崖には大きなひび割れが無数にあり、
このまま崖崩れが続けば、し尿処理池の中身がこぼれ出る危険性すら考えられます。
また、岩の割れ目から黄色みがかかった雫がたれているところもありました。
 そこで、行革110番は、北部し尿処理池の崖下の海水から2カ所、そして、
雫の3検体を採り、大阪にある「環境監視研究所」に分析を依頼しました。
届いた検査結果で注目したのが、「C O D」の値です。
崖下の海水から1リットル当たり100 mgと110 mg、崖の割れ目の雫が90 mgの値です。
  CODとは、「化学的酸素要求量」の略で、
「快適な水質」は3 mg以下が望ましいとされています。
大島の海水浴場のCODの値は、0.8 mg から1.9 mgの値が出ています。
つまり、大島の海水浴場と比べても、50倍から100倍の値なのです
 水質汚濁防止法では、工場排水等の特定施設からの排出基準は160 mg以下にしなければなりません。
 この崖下の海水が100 mgという値は、原因物質が太平洋の海水によって希釈された値です。
質問3) 崖下の海水の値「COD 1リットル当り 100 mg」と、崖の上のし尿処理池との因果関係を
   究明するため調査する必要があると思います。見解を伺います。

 環境局に大島町の今後の対応を聞くと、
平成19年度に、し尿処理施設・汚泥処理施設を「汚泥再生処理センター」と計画し、
清掃工場を併設して国の「循環型社会形成推進交付金制度」を活用し整備しようとしている、といいます。
町の計画では、環境影響調査から工事の完成まで「概ね5年」かかるというのです。
そして完成までの間、この北部し尿処理池を使い続ける予定といいます。
質問4) きれいな海を守る為に、「し尿処理施設」が出来るまで北部し尿処理池を海岸から
   離れた別の場所に移し、1日も早く使用を止めるよう大島町に働きかけるべき、
   と考えますが如何でしょう。


質問5) 海を愛する石原知事のお考えも合わせて、お聞かせ下さい。

 
次は、大島の海水浴場の水質検査です。
環境省は毎年6月、全国の海水浴場等の水質検査を各都道府県に依頼し、
ホームページで公表しています。
東京都では福祉保健局健康安全室が行い、伊豆・大島から小笠原・母島まで8つの島の
42カ所の海水浴場を検査し、水質はすべて「○(適)」と判定しました。
 大島はというと、調査した海水浴場は7カ所、1つの海水浴場で3ヶ所からの海水を採って
分析しましたが、ふん便性大腸菌群は一つも検出されていない。
しかし新島、八丈島、小笠原などでは、1個から10個まで検出されています。
ふん便性の大腸菌群ですが、100mlに100個以下なら、海水浴場として問題ありません。
しかし、大島の海水浴場で1個も検出されないのです。おかしいと思いました。
そこで、福祉保健局に海水の採り方を聞くと、
「他の島では、職員が海に入り海水を採ったが、大島は広いので、効率性を考え
船を使い、バケツで汲み上げ」、3時間で作業を完了した。
船は游漁船、7.3トン、キールの下から吃水線まで1.3メートル」というのです。
 環境省からの通知には、調査地点は「水深1メートル から 1.5メートル」
そして「海面から0.5メートル」の海水を採る事、と書かれている。
 同じ伊豆諸島で漁船を所有している漁師さんに聞くと、
波打ち際では、隠れた岩もあり、船を水深4mより浅いところには近づけない。」といいます。
つまり、水深1.5メートルより相当深い地点の海水の分析結果を環境省に報告しているのです。
質問6) 船を利用した理由をお答えください。

 
海水を採った場所を聞いてさらに驚きました。
この写真は、行革110番がヘリコプターから撮影した弘法浜海水浴場の写真です 。
  
 
海水浴場の地図を示し、海水を採った地点を示してほしい、と福祉保健局に頼みました。
すると「弘法浜海水浴場は、プール前の岩場付近に海水浴客が多いので、岩場付近の水を採った」
といい地図に印を付けてくれました。
 写真には赤でマークを付けました。
 しかし、この写真にも岩場付近には海水浴客はいません。地元に聞いても岩場では泳がないといいます。
なぜ岩場で海水を採ったのでしょう。
考えられるのは、砂浜の端にある「小川」です。
これが「小川」の写真です。
 
ビーチボールが転がっています。 
そして、小川の水は海水浴場の砂浜にしみ込んで消えているのが分ります。
その小川の水を分析すると、CODは1リットル当たり76mg。 生活雑排水なのです。
生活雑排水が流れ込む砂浜を避け、岩場の「海水」を採ったのではないでしょうか。
質問7) これでも海水浴場の水質検査ですか。見解を伺います。

 更に驚いたのは、日の出浜海水浴場です。
これが日の出浜の写真です。
  
消波ブロックで囲まれた家族向けの浅いプールのような海水浴場です。
ここでは、消波ブロックの外側、つまり海水浴場の外側の海水まで採っているのです。
質問8) これが福祉保健局の仕事ですか? 今後の対応も含め、お答えください。
質問9) これが現状です。知事の感想も合わせて聞かせて下さい。

 
おまけがあります。
この「北部し尿処理池」の崖の地層から、縄文時代の住居跡等の遺跡が出土し、
東京都教育委員会が「下高洞(しもたかぼら)遺跡」と指定しています。 
 遺跡に指定されると
新たに土木工事等のための穴を掘るときは、事前に通知しなければならない
と明確に規定されています。
 しかし、「遺跡に指定されてから、通知もなく新たに『し尿処理池』が掘られていた事が、
行革110番の調査で判明しましました」。
質問10) 大島町の行為が違法行為にあたるか? また大島町への今後の対応について、伺います。
質問 11) 最後に、し尿処理は大島町の責任です。しかし東京都には専門の部局があり
    指導・助言をしているはずです。
     そして、様々な補助金制度があるにもかかわらず、この有様です。
    この結果から東京都にも責任があると思うのです。そして、環境問題を解決するには、
    現場を重視し従来の行政の枠を踏み超えて、積極的に取り組む必要があると考えますが、
    が知事の見解を聞かせて下さい。




平成19年9月28日(金)・・晴れ
 
大島/南部し尿処理池

昨日の続き!!
 昨日の本会議で、
大島/北部し尿処理池の崖下の海水から「 C O D 」の値が「 100 mg 」を超えている事を指摘し、
海洋汚染を防ぐ為に「北部し尿処理池」を別の場所に移すことを大島町に働きかけるよう要望した。
しかし
石原知事は、飲料水として取っている地下水への汚染を心配し、
今まで通り「北部し尿処理池」の存続を容認する、
発言をした。
 
○大島には北部し尿処理池の他に「南部し尿処理池」が、現在も使用されている。
行革110番が別の場所と考えているのは、この「南部し尿処理池」の東側(都道より)()だ。
白色の破線で地域なら、現在もし尿処理池として使われているすぐそばであり、
石原知事が心配する「飲料水としての地下水汚染」は心配ない! と考えるのだが?
 そこで今日、都・担当者に調べてほしいと頼んでおいた。
 
  拡大すると()。 
   池の左側の白く見えるのが、ホースをつなぐパイプ。

 



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