NO.33 伊豆諸島のガソリン代
  
−都庁の職員は格安で買えるって本当?−


平成20年4月14日(月)・・晴れ
 
伊豆諸島のガソリン代

○伊豆諸島のガソリン代、暫定税率が廃止されて価格は下がったのだろうか?
友人に聞いてみると、
まだ!!!!!! 在庫がなくなる迄は・・、というがいつになることやら?」
という答えが返ってきた。
 世田谷で1
リットル「145円〜150円」のころ、神津島では225円、
式根島では220円。
1リットル約80円割高だ。
 伊豆諸島には「
離島振興計画」があり、生活・物価の安定の為の措置が
取られているはずだが、ガソリンは該当しないと言う。

 伊豆諸島の
首長・議員等は「ガソリン代-格差」になぜ、文句を言わないのだろう

○島の警察、消防、支庁(大島・八丈島・小笠原)、出張所等、東京都の関係機関は
ガソリンを安く給油できるシステムになっている!!との情報が入ってきた。
本当だろうか?
 担当部署に問い合わせたが、歯切れが悪い、調査を依頼しておいた。



平成20年4月16日(水)・・晴れ
 
伊豆諸島のガソリン代ーその2

○伊豆諸島でのガソリン給油、都庁関係者が安く入れている??
とのカラクリが分ってきた。
 東京都と特別区に働く職員で作っている職場の生協(CooP)がある。
正式名称は「東京都区職員生活協同組合」、略して「都区職員生協
豊島区大塚2-33-10 東京都労働会館 1F にある。

○都区職員生協のガイドブックには「生活をサポートします」と書かれ、
産直米、産直野菜、地酒・ワイン、等々を産直で購入したりする生協の一つだ。
そのサービスの一つに今回問題にしている、
 「
ENEOS/新日本石油 ガソリンカード
があった。提携先は新日本石油だ。

○「都区職員生協」のホームページには、
暫定税率が廃止される前の
ガソリン価格が標示(
)されている。
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○伊豆諸島オンブズマンの鈴木さんが、各島のガソリンスタンドに電話で調べたところ
 3月24日現在、大島-190円、新島210円、神津島-225円、八丈島-197円、という。
 各ガソリンスタンドによって価格は違うだろうが、ほぼ近い数字のはずだ。
 地元の方の給油価格と比べると、
   大島・・32.5円、八丈島・・31.1円、神津島・・46.5円、新島・・31.5円
 もカードを持っている
都職員は安く給油している事になる。
 
○その上、上記価格表には暫定税率が廃止されたら、
 
「4月1日給油分にさかのぼって値下げ致します」
とまで書かれている。
 
東京都の職員は「ずるい」と批判が出るのは確実だ。

○それだけではない、都区職員生協のチラシには、
ずるい」利用方法が以下()の通り書かれいる。
伊豆諸島に赴任する都職員を意識している事は明らかだ。

  カードご利用上の注意事項
   ◆
この制度は都区職員のみに適用されます
   ◆次のような場合は、速やかに都区職員生協までご連絡ください。
    ・住所の変更
     ※
本土・島しょ間の異動については、カードを作り替えることになります
      (
本土・島しょ間では、カード自体の設定価格が違います)
  
ご家族がカードを利用する場合
   ◆
同じお名前で複数枚数カードを発行することができます
     →必要枚数の申込書を提出してください。
   ◆
家族のお名前でカードを作成することもできます。(ご家族2名様まで)
   ◆申込者と引落口座預金者は違ってもかまいません。
     ______________________________________
  


○4月1日からのガソリン価格は以下(
)の通りだ。
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○都の担当者は、
 「都区職員生協と新日本石油との民間と民間の契約なので東京都は関係ない。」
という。
確かに民間の契約なので東京都は関与できないだろう。しかし、都区職員生協の会員は
この制度は都区職員のみに適用されます
 
本土・島しょ間の異動については、カードを作り替えることになります。」
とまで書かれており、伊豆諸島・小笠原諸島に赴任する職員が対象といえる
つまり、裏では
都職員だけが利用できる「うまいシステム」が出来ていたと言う訳だ。
 一方、
東京都は離島と本土の格差を是正するための「離島振興計画」に基づき
各種の補助を行っている。

こんな「
うまいシステム」があれば、
都職員は本土との格差を実感することがなく、離島振興計画でガソリンの事など考えないはずだ。




平成20年4月18日(金)・・雨
 
伊豆諸島のガソリン代ーその3
 政務調査費をアップしました。

○伊豆諸島のガソリン価格、東京都職員で都区職員生協のENEOSカードを
持っていれば格安で購入でかる。
 下の表は暫定税率は廃止前の「都区職員生協」の価格だが、都庁/支庁・出張所
が地元業者と契約している価格と比較してみた。(都・総務局市町村課調べ)

  
大島支庁/185.85円。新島出張所/202.65円。神津島出張所/234.15円。
  三宅支庁/207円。八丈支庁/182.7円。
  小笠原支庁・・252円。母島出張所・・265.65円。


 都庁が契約している価格と比べても、都職員が「格安」なことが分る。
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(↑ 都区職員生協のENEOSカードの価格表、都区職員生協のホームページより)


さすが「お役人」はうまい事を考えるものだ。
 この都区職員生協だが、都と区の職員が加入できる!!といっても、
島に赴任する区の職員はいない。
つまり、東京都の職員だけが享受できる「
特権なのだ。
 島にお住まいの方々から、
 「都の職員は離島に赴任すると
離島手当てがもらえるはずです。
  
さらにガソリンの優遇なんて信じられません!」
 「自分たちだけ
いい思いするのはずるい!
 「これでは
植民地だ」
 「やっと、
カラクリが分った。」
 等の怒りのメールが届いている。

 
島しょ部で働く東京都のお役人さん?
  
これでも「公務員」といえるだろうか?
   すぐに、ENEOSカードの特権を返上して欲しい!!





平成20年6月25日(水)・・くもり
 文書質問/20年2定

5. 島嶼部のガソリン、地方公務員の自覚に付いて。
  
最近のガソリンの高騰は目にあまるものがある。島嶼地区のガソリン価格は、
 本土と比べると40円以上高いという。
 しかし、島嶼地区に赴任している都庁職員の中で、都区職員生協に加入している
 本人・家族は、30円〜45円ほど安く給油できるという。 都区職員生協とは、
 東京都と特別区に働く職員で作っている東京都区職員生活協同組合の略、
 生協の一つだが、 そのサービスの一つに「ENEOS/新日本石油 ガソリンカード 」がある。
 島嶼地区に赴任している都職員が、このENEOSカードは使用してももちろん問題は
 ないのだが、島嶼部で割引が受けられるのは都区職員生協だけだろう、そして、
 都区職員生協に加入できるのは都庁職員だけであることからすれば、都庁職員だけ
 安く給油できる
ということになる。
  一方、 東京都は離島と本土の格差を是正するための 「離島振興計画」に基づき
 各種の補助を行っている。しかしガソリン価格の格差を是正する為の補助等は
 一切行なっていない。
 島嶼に赴任している都職員は、安く給油することができ本土との格差を実感することなく、
 離島振興計画でガソリン格差を考えなくても当然なのである。
  島にお住まいの方々から、「これでは植民地だ」等の怒りのメールが届いている。

   質問)
    1)島嶼地区に赴任している都庁職員に対し、島嶼地区でのENEOS/新日本石油
     ガソリンカード使用の自粛を呼びかけてはどうか、見解を伺う。
    2)ガソリンの海上輸送に補助金を付け、格差是正につとめるべき、
     と考えるが見解を伺う。





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