NO.25  排ガス試験
    −お役人の検査方針は?−


平成20年6月20日(金)・・曇り
 (財)東京都環境整備公社 東京都環境科学研究所
  排ガス試験−半年/順番待ちでも・・・残業なし!!


○「都において自動車NOx・PM法に基づく自動車排ガス試験を行う時は、
 迅速に実施していただきたい。

との陳情()が、都議会に出されている。
 法的に義務づけられた検査を受けようとした業者が、
  19年5月10日に申請して、検査は19年11月9日!!
  19年11月18日に申請して、検査は20年5月20日
 6ヶ月の検査待ち、これっておかしいよ!!! と言う陳情だか、調べると順番待ちの状態にも
かかわらず、「残業なし」の体制で検査
をしている事が分かった。

   


○排ガス規制の対象になり運行できないディ−ゼル車でも、
「排ガス低減対策を施し試験機関の検査を受ければ車検を受ける事ができる」
となっており、この試験機関の一つが今回問題になっている
(財)東京都環境整備公社東京環境科学研究所だ。()だ。
 (議会に提出された環境局の「現在の状況」から抜粋)
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○陳情者の要望は「都において、円滑な自動車排ガス試験の流れを作る必要がある。
と言うものだ。
 しかし、この公社(研究所)を所管している環境局は
・・可能な限り、排出ガス試験を実施している」()と胸をはる。
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○車検をとる為に6ヶ月も待たされる検査、こんなに待たされては民間業者は仕事にならない。
 検査体制はどうなっているのだろう? 「残業」をしているはず??!!と思い
環境局の担当者に聞くと以下の通りだ。
  行革110番・・「残業で対応しているのか? 車一台にかかる検査時間は?
  環境局・・・・「残業は考慮していない。検査時間は11時間だ
  行革110番・・「1日に何台検査するのか」 
  環境局・・・・「研究所は19年4月から都の外郭団体の環境公社に移管された。
         東京都の直営だったときは、
2日に1台だったが、公社に移管されてからは
         
3日に2台を検査している

 公社に移管して「2日に1台→3日で2台」と効率が上がった!!といいたいようだが、
 トラック2台を検査に要する時間は「22時間」、3日で2台なので1日の検査時間は7.3時間だ。
 つまり、勤務時間内(8時間)に1日の作業が終了するようにスケジュールを組んでいる

  排ガス規制の対象になるトラック等は、この検査を受けなければ車検が受けれない。
 検査対象のトラック等は今後は減る事が分かっているので、設備を増やす事はできないだろうが、
 その検査が半年待ちという事態があるのなら「残業」で対応するしかない
  しかし、東京都環境局は公社に「残業」を指示することなく、民間業者を見殺しにしている
  検査にかかわる職員は、研究員1名、作業員2名、他3名、手順を調整すれば十分対応できるはずだ。

○以前、環境局職員が排ガス除去装置の検査で出張した際、検査業者から接待を受け
検査のデタラメを(故意?)見過ごした事件
があった。
今度は、検査が半年待ちという異常な状態で民間のトラック業者が困っているのに、
残業もせずのほほん」と仕事をしている都の外郭団体・環境整備公社、
そして指導しなければならないはずの都・環境局の怠慢は許せない。

 

  
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