NO.24  式根島/海洋不法投棄
    −美しい海を汚す、東京都港湾局−




平成17年11月2日(水)・・晴れ
 式根島の船主が知事に要望書を!
  湾湾局の説明は「嘘?」となるのかな?????

 

 行革110番は、都港湾局離島港湾部が行う港湾工事が
地元要望とかけ離れているので
調査を続けている。
今日、「式根島野伏港内へ桟橋からの伝え波侵入防止対策工事を早急におこなって
いただきたい」とする要望書が、野伏港を利用している
漁船の7名の船主名で届いた。
石原知事宛の要望書に、署名原本が添えられている、と最後に書かれている。
 しかし、今年3月、本件と同じ内容の請願に対し離島港湾部は、「野伏港の伝え波の
影響はない」旨の説明を議会にしている。
この要望書で、野伏港を利用する漁船の船主の言い分と、離島港湾部が議会に対して
行った説明が180度違う結果になった。
これは離島港湾部が議会に「嘘?」の説明をしていたことになる。
 
地元の方々が、このような要望書を直接知事に送ったことは異例のことだろう。
港湾局のデタラメな対応が、島を愛する地元の方々の許容限度を越えたのだろう。
 
なぜ、「嘘?」の説明をしなければならなかったのだろう。
    「嘘?」で押し通せる、と思っていたのだろうか?    
    「嘘?」がバレたら? と心配しなかったのだろうか?
 等々の疑問が湧いてくる。
 以前、行革110番が説明を求めると担当者は「伝え波の影響が出るのは当然」と答えていたが、
問題が大きくなると否定
した。また、「野伏港で式根島と新島をむすぶ連絡船が伝え波の
影響で破損している」と問いただすと、別の担当者は「
船長の管理が悪かったのでは・・
と言っていた。
 離島港湾部の反論を聞いてみたいものだ。

 
海の男たちから海の男「石原知事」への要望書だ。
  石原知事なら分かって頂けるものと期待する。

 
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平成17年11月4日(金)・・晴れ
 
式根島野伏港内へ桟橋からの
  伝え波侵入防止対策工事を
   早急におこなっていただきたい!!!!!!

 

 昨日の続き
式根島野伏港内へ桟橋からの伝え波侵入防止対策工事を早急におこなって頂きたい。
石原知事宛の要望書に、署名原本が添えられている」
とする要望書が、野伏港を利用している
漁船の7名の船主名で届いた、
と昨日の日記で書いた。
行革110番と式根島との関わりを、日記から抜粋しまとめてみると!!!!

●行革110番の関わり
 
式根島の野伏港の目の前で、不法投棄をしていた。こんなことが行われて
いいのか!! 調べてほしい! というメールが行革110番に届いた。
このメールがキッカケで港湾局のデタラメが明らかになっていった


●要望書の舞台「野伏港」と工事内容 
式根島で「平成15年度-野伏漁港−4.5M泊地整備及びその他工事
(16.1.21.〜3.30)」が行われ、
野伏漁港の浚渫が行われた
 
この浚渫工事が原因で「野伏港」の外の波が桟橋を伝って港の中に入り込み、
新島←→式根島の連絡船が損傷し、漁船を係留するのが危ないことが度々ある、
という。
今回の要望書のキッカケは、このズサンな工事だ。



○この浚渫した岩隗(10,000立法メートル)を陸に上げ、村の処分地に保管した




工事完了写真は嘘でした!
○これだけの砂?のような岩隗。砂が風に飛ばされ周辺民家から苦情等がでて、都は海中に
投棄することとし、野伏港から10Km先に投棄するとし業者と契約を結んだ

 下の
地図ピンクで印で書かれている地点が契約書に書かれている投棄場所だ。
丁度、「野伏漁港より10Km」とかかれた円周にかかっている

(
下の4枚の写真は、工事業者が東京都に提出した「工事完了届け」にファイル
されている。
そして、このファイルはGPSを指差す東京都の工事担当者等が管理・保管している。
)

 

 
下の写真は「投入場所確認(GPS)」と書かれている
上記ピンクの地点の船の上で 東京都の新島出張所担当者がヘルメットをかぶり
「GPS」
の装置を指差し投入場所確認を行っている。


 下の写真
には「岩塊海上投入場所到着(10Km以遠)」と書かれている。
そして、後ろには「
新島」の島影が写っており、有名な「白ママ層」が見える。
白ママ層は、新島の右下に位置しており、上記地図の
ピンク色にぬった10km 先の
場所から撮影したと断定される。



下の写真
は「海上投入状況」と書かれている。
砂まじりの岩?を式根島の海に投棄しているところ。
   
海は砂で灰色に濁ってしまっている



行革110番の調査で、上記岩隗の海洋投棄が「野伏港から10Km 先」でなく、
「野伏港から数百メートル先」であることが判明! 港湾局も嘘(虚偽)を認めた。
 港湾局は調査を開始し行革110番に、
 地元漁協から「魚礁作り」を依頼され、投棄地点を「10Km先→数百メートル」
に変更し「岩隗で魚礁を作った」と説明する。

行革110番は、
「10Km先→数百メートルに工事変更したのに、工事代金の変更がなされていない。」
として工事代金の返還を求め監査請求した。
すると、港湾局は
業者から9,417,000円を返還させた。


海上保安庁が捜査開始!
○上記岩隗の投棄写真から、魚礁を作るための作業とは考えられない。
そして、約10,000立方メートルを投棄だ、
海底の地形はどうなっているのか?
イセエビの網が破けた、漁場の状態が変わった、という苦情まで聞いた。
そこで、
2月3日、行革110番「後藤」が海底の状況を見るために潜った


○行革110番は、港湾局の本件工事を海洋不法投棄だ、として海上保安庁に告発した。
2月18日、
海上保安庁の巡視船が式根島にきて、ダイバーが海底を捜索!!!!!
 
海上保安庁巡視船 PL 31

 
 
「 PL-31」から降ろされ、海底を捜索しているボート「PL -31-M2」。
海岸から見ていたが、迫力ある捜索活動だった。
 海は荒れており、また、投棄された地点は水深が深いので、ダイバーはあきらめた、
と聞いている。

 



 
漁礁って本当か?
○港湾局は
業者から9,417,000円を返還させたるために、以下の図面を付けて
契約の変更手続きを行った
 1. 上段の図は海底に岩で魚礁を作る為、船は
アンカーを両サイドに打ち固定し、
  
目標の旗を立てを、岩? を投入する。
 2. 中程の図は、魚礁のスペース(広さ)は、
40m × 200m
 3. 下段の図は、
潜水士が潜り、投入した岩?を確認している。
  (「中詰石及び岩塊の投入後、魚礁マウンド天高が水深18m以上確保できているかを
   潜水士により確認し、不陸の調整を行います」と別のページに書かれている。)
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しかし、式根島「野伏港岸壁」から投棄の状況を一部始終を見ていた島の方々の話と
と食い違う

行革110番は、
事実を解明するために東京地裁に提訴し現在係争中である。


●フライデーが3/25号で取り上げた。



●地元の要望?
 伊豆七島には島の自立を目指す離島振興
計画があり、平成17年度には約200億円
(国に申請した予算ベース)が投入され、そのうち約80億が港湾事業となっている。
港湾局は地元からの要望に基づいて事業を行っている! と言う。
しかし、今回の「野伏港-伝え波」の件で 
  
港湾局が受けた要望? と 島の方々の要望! 
かけ離れたものになっていることが証明されたのだ
 
 
都に要望・陳情・請願を出し場合は、村を通すことになっているらしい。
 要望がねじ曲がって伝わっているようでは、村を通さず郵送で直接出す方がよさそうだ。

 
島の未来は、コンクリートの公共工事から、
  島の方々の生活関連「ゴミ、下水等々」に、
   観光関連の「自然回復、海岸整備、遊歩道等々」に、
    そして、「福祉」など、有効に使うことだと思う。




平成17年11月29日(火)・・晴れ
 行革110番レポート No.81
  式根島港湾工事で刑事告発

 
警視庁は東京都が県であれば、東京県警だ。
今回は東京都関係者の告発であり、警視庁でなく、東京地方検察庁に告発状を提出した。
 東京都には工事監督員・監査事務局・議会等々のチェックシステムが作られており、
不適正・不正・違法な事件は起きないはずである。
しかし、行革110番に届けられる告発から、このシステムは機能していないようである。
 税金の無駄使いをなくすためにも、今後は刑事告発を念頭において調査活動を行って
いくことにする。

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        行革110番 レポート No.81
                   2005.11.29. 行革110番 後藤雄一
           
式根島・港湾工事
        刑事告発しました

    
<告発の趣旨>
1. 
被告発人Aは担当監督員として、同Bは主任監督員として、東京都が発注
 した伊豆七島式根島での「平成16年野伏港-4.5m泊地整備及びその他工事」  
 (以下「本件工事」という)の監督員を務めた人物
被告発人C建設本件工事
 業者である。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・証拠No.1. No2.
2.  被告発人等は、本件工事完了写真をねつ造し、被告発人C建設はねつ造し
た工事完了写真を添付した工事完了届けを提出し、被告発人A、同Bはそれを受
 領・保管し、東京都に本件工事完了の報告をした。
3. 東京都は被告発人A、同Bの本件工事完了報告に基づき、平成16年年12月8日に
 
架空工事代金9,471,000円を含む金73,874,500円(後期代金)を被告発人C建設
 支払った。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・証拠No3 No.4.
4. 被告発人等の行為は、
東京都に「契約書通り工事完了した」と誤信させ、
 払い命令を出させ支払いを持って金員を詐取したものである、と思料する。
5. よって、法律の罰則規定に則り、厳正に処罰するよう求める。

<ねつ造・詐取の経緯>
1. 東京都は平成16年6月22日「平成16年野伏漁港-4.5M泊地整備およびそ
の他工事」を被告発人C建設と契約した。
・・・・・・・・・・・証拠No5.
2. 本件契約内容は、15年度に行われた野伏漁港拡幅工事に浚渫した砂混じり  
 の岩塊「約10,000†G」、および、港内にあるテトラポットの土台である中詰め
 石(以下「本件中詰め石」という)を撤去し、
野伏漁港から「10Km」離れた
 地点に海洋投棄する仕様書
であった。
3. しかし
実際は野伏漁港から「数百メートル〜1km」ほどしか離れていな
 い海上に投棄した

4. 告発人が本件工事完了届を入手し調べると、「岩塊運搬・処分工(海上処分) 
 立会者 : A」と書かれ写真を含め7枚あり、
投棄地点が、野伏漁港から「10Km」
 はなれた地点に海洋投棄した、とする証拠写真が存在
した。
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・証拠No.6
 (1) 岩塊運搬状況(早島沖)、岩塊海上投入場所到着(10km以遠)と書かれた写真  
  のバックには新島の観光名所「新島-白ママ層」が写っており、これらの
  写真が10km先で撮影されたことを証明している。
 (2)「投入場所確認(GPS)」と書かれ写真には、
被告発人Aが東京都のヘルメッ
トをかぶり投棄船の操舵室でGPS(位置表示装置)を指差している。

 (3) 海洋地図にはピンクで野伏漁港から10km先の投棄地点が明確に記され
ている。
5. 一方、被告発人Aは平成16年7月8日付けで投棄地点を10km から式根島
 インジー地先に
変更するという「指示書」を被告発人C建設に送付してい
 る。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・証拠No.6
6. そして、被告発人C建設は、上記指示書に基づき下田海上保安本部に投棄場
 所の
変更届けを提出している。・・・・・・・・・・・・・・・・証拠No.7.
7. 東京都では、工事完了届けを基に監督員が工事完了を確認し、代金を支払う 
 システムになっている。
8. しかし、港湾局で発注する伊豆七島の工事は、東京都から離れており、また、
 組織の関係で「工事監督員」を大島支庁に委任しており、工事完了届け等は
 大島支庁で保管することになっている。
9.  被告発人等は上記工事発注、支払等のシステムを悪用し、被告発人C建
 設は「本件工事完了届け」を被告発人A、同Bに提出し、被告発人等は工事 
 完了届けの写真をもって工事完了を認め、東京都に工事完了を報告している。 
10. 本件工事完了写真に上記4記載の通り被告発人Aが東京都のヘルメットを
 かぶり、自ら投棄に立ち会い、投棄地点を確認したことする写真が1枚が存
 在することに関し、被告発人Aは「予定していた10km の海上で本件工事業
 者が事前に撮影したものが入っていた」、と東京都に説明しているという。
11. しかし、上記5に記載した通り、被告発人A、同Bは指示書を被告発人C
 建設に送付し、上記6に記載の通り、被告発人C建設は指示書に基づき下田
 海上保安本部に変更届けを提出しているのであるから、被告発人等は当初の
 契約仕様書の投棄地点(10Km先)が変更になったことを認識していたのである
 から、
工事完了写真を間違って提出することは絶対に考えられない
12. また、本件工事完了写真の提出先、確認、保存は被告発人A、同Bが担当
 しており、仮に被告発人C建設が間違って工事完了写真を提出しても間違い
 を指摘し、差し替えさせることができたはずである。
13.  被告発人A、同Bは指示書を被告発人C建設に送付した際、工事変更手
 続きを怠り、工事代金を減額しなければならなかったことについて、変更が
 軽微もであったので報告を怠ったと東京都に対し説明していると言うが、本
 件工事完了写真を保管し、東京都に事実に違った写真をもって工事完了の報
 告をしているのは、写真はねつ造されたものであり、被告発人C建設と共謀
 していたことを証明するものと思料する。
14. 
よって、本件工事完了写真は被告人等が工事代金を詐取する目的でねつ造
 し提出、保管・確認・報告したものであり、被告発人A、同Bを詐欺および
 ほう助、同C建設を詐欺で告発するものである

15. 告発人が東京都に監査請求を出したところ、東京都は被告発人C建設
 より
9,417,000円を返還させた。・・・・・・・・・・・・・・・・・証拠.No.8
16. しかし、告発人は工事代金を返還しても上記理由で、刑事責任は免れない 
 ものと思料する

17. 平成17年3月31日、東京都は本件に関連し以下の理由で、
被告発人Aを
 戒告、同Bを減給10分の1、1か月懲戒処分
にしている。
  (1)設計変更の手続きを行わなかった。
  (2)工事記録写真の訂正の指示をしなかった。
 (3)被告発人Aは被告発人C建設から毛布を1回、同Bは、同組合から
   タタキ(魚のすり身)を2回、被告発人C建設から岩のりを1回、毛布を2
回受領した。・・・・・・・・・・・・・・証拠.No.9.
18. しかし、 設計変更手続きを怠り、事実と違う工事記録写真であることを認
 識し、受領・保管、そして、東京都に虚偽の報告をし、本件工事業者に9,471,000
 円の不正な支払をおこなっているにもかかわらず、この
東京都の処分は処分
 といえるものではない。

19. 告発人は、平成16年から平成17年7月に行われた「本件工事業者と東京
都大島支庁の工事契約」を表にし、落札率をもとめた。・・・・・証拠.No.10
  式根島の工事・・・・4件・・落札率・・96.92%
新島の工事・・・・・7件・・落札率・・97.80%・・・・・証拠.No.11
 港湾局発注の港湾工事も同様である。
20. よって、本件告発状を提出する。

証拠の提出
No.1・・作成監督員の通知ニついて・・・東京都大島支庁作成
No.2・・工事契約書・・東京都作成
No.3・・本件支出命令書(初回分)・・東京都作成
No.4・・本件支出命令書(残額)・・東京都作成
No.5・・「岩塊運搬・処分工(海上処分) 立会者 : Aと書かれた写真
No.6・・指示書・・・被告発人A作成
No.7・・変更届け・・被告発人C建設作成
No.8・・納入通知書・・東京都作成
No.9・・職員の懲戒処分について / 2ページ目が本件部分・・東京都作成
No.10・・新島・式根島・神津島の大島支庁発注落札率表・・告発人作成
No.11・・大島支庁発注本件工事業者/落札率表・・・・・・・告発人作成




平成18年4月11日(火)・・雨
 式根島/海洋不法投棄事件
  文書送付嘱託
  
 
式根島/岩塊-海洋不法投棄事件の弁論が、10時30分から606号法廷で行われた。
 裁判で東京都港湾局は、
下の写真にある砂まじりの岩魚礁言い張る。
    _________________________________


そして
上記「砂まじりの岩?」を水深27メートル〜33メートルの海底魚礁として船から
投入
した!!!と裁判の書面においても自信を持って主張する

しかしこの海域は潮の流れが早く、ダイバーが潜り指示するのは難しい!?!?と言われる。
また、船は投錨(アンカー)も入れずに、潮の流れに流されながら投棄していた、
との地元の方々の証言もある。

 仮に、港湾局の主張が正しいければ、
  下図(
)のように「船は投錨した上でダイバーによる投入指示
 が行われていることが前提になる。
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 そこで裁判所に「ダイバーの潜水記録」を
文書送付嘱託申請したところ、認められた。
次回の弁論までには、潜水会社から提出されるはずだ。6月20日の弁論が楽しみだ。

 ダイバーの潜水記録が提出され、ダイバーが潜っていたことが立証されれば港湾局の勝ち!!
立証できなければ港湾局の嘘となり、行革110番の勝ち???!!!!
となれば港湾局担当者の責任が問われることになるだろう!!!
当時の港湾局長(現在
産業労働局長)の答弁を思い出す。

 
文書送付嘱託申請書
  嘱託先と嘱託事項の表示
   1. 嘱託先。
    A潜水工業有限会社
    神奈川県横浜市鶴見区B町*-**-*
       電話・・045-***-****
   2 嘱託事項
     平成16年9月、M建設株式会社より受注した東京都工事/式根島野伏港    
    の岩塊投入作業の際「岩塊投入指示」を行った潜水記録の提出を求める。


平成18年5月1日(月)・・猛暑
 港湾局/原告・被告の関係だから
  
海上保安庁ダイバー(海猿)/式根島で現場検証

●4/29(土)、7時40分 竹芝桟橋からジェットホイル(高速船)で式根島に行き、
海上保安庁の潜水捜査の状況を岸壁から見ることができた
前回の海洋不法投棄事件同様、海上保安庁の巡視船PL-31「伊豆」が式根島と新島の間に
停泊している。
前回は風が強く、海猿さんたちは大変だったが、今回は低気圧の通過で土砂降りの中での
捜査だった。
 私は岸壁の上でビデオを回しながら、びしょ濡れ!! これからは雨合羽が必需品と反省した。


 (↑ 海上保安庁巡視船PL-31「伊豆」 2006.4.29.行革110番撮影)

 
今回の捜査は、上記写真の黄色と黒に塗られた「車止め」を新しいものにする工事をした際、
  コンクリートの塊、鉄製の古い車止め等
 が海中に不法投棄しているのでは? との行革110番の告発によるものだ


 現場検証は夕方まで続いていたが、帰りの船が16時5分、最後まで見ることが
できなかった。

 今朝からは、海上保安庁の検証も終わったので工事の内容を調べようと港湾局に対し
 「工事の
仕様書を見せてほしい!!!」
と頼んだところ、港湾局離島港湾部管理課長より、
 「後藤都議とは原告・被告の関係なので、情報公開してほしい!!」
という返事だ。
 
都職員だけでなく東京都が別件の海洋不法投棄事件で、下田海上保安部から書類送検されている。
そして、行革110番も住民訴訟で都の工事関係者等に損害賠償を求めている。
しかし、今回の不法投棄事件は
「東京都が発注し、別件の海洋不法投棄事件と同じ業者が受注している」が住民訴訟とは
別の話だ。

 調査している都議会議員に「工事の仕様書」も見せることができない東京都港湾局!!
 海猿さんの潜水捜査で、海中にコンクリート塊は確認できたようだ。
 東京都港湾局等の
工事監督のズサンさが、再度問われることになりそうだ。

 
下の写真は式根島の海だ。
  今回巡視船が停泊しているのは写真右上の島の間だ。
   東京に近くこれだけの自然が残っている島は珍しい。

 マイクロソフトが式根島開島120周年記念イベント「ITで島興し-式根島プロジュース」を
企画し、「
島民の生活向上につなげる新しい形の地域振興プロジェクト」を提案している。
マイクロソフトが自然を守る式根島に関心を持ったのもうなずける

 
美しい海、自然は都民の財産だ。
  式根島の海・風・温泉を体験すれば納得すること間違いなし!!

 



平成18年5月2日(火)・・曇り
 海上保安庁ダイバー(海猿)

●昨日の続き
 
今回の現場は港だったので、岸壁からから海猿の活動をつぶさに見ることができた。
 そこで、海上保安庁のダイバー、海猿の現場検証の方法を紹介する。
 海の自然・環境を守るためには、海上保安庁との連携が必要だ。
 

 
↓ 岸壁で打ち合わせ。 


 
↓ 工事で捨てられたコンクリート塊等探しに海中に・・。


 
↓ 海上と海中の2班に別れる。
    透明度が高いので海底を捜査中の海猿がかすかに見える。



  
↓ 海底の海猿が投棄された物を発見し「黒の1番の札」を示し海上の海猿に知らせる。
    海上の海猿が同じ「黒の1番の札」で岸壁の記録する海猿に知らせる。



 
↓ 海上から投棄された物を発見した位置を記録するために写真をとる。


 
↓ 関係者の立ち会いを求め、記録する。



 
東京都で伊豆七島、小笠原の島の工事を担当するのが港湾局離島港湾部、
 行革110番が式根島で離島港湾部が行った工事をチェックしたところ
 M建設が請負った工事で
警視庁が1件、海上保安庁が2件の告発を受理し、捜査を行っている
 これは、
港湾局離島港湾部の機能不全を示しており、解体し出直すしか方法はないだろう
 
 
コンクリートの公共工事一辺倒を脱却し、環境・生活重視の公共事業へ変えるべきた。


平成18年5月10日(水)・・曇り
 港湾局/式根島沖-海洋不法投棄事件

●平成18年4月10日の続き
 
 式根島/岩塊-海洋不法投棄事件、裁判を始めて1年が過ぎた。
前回の裁判で、原告(行革110番)が裁判所に依頼していた文書送付嘱託(↓)の回答が「A潜水工業(有)」から
提出された。

 
文書送付嘱託申請書
  嘱託先と嘱託事項の表示
   1. 嘱託先。
    A潜水工業有限会社
    神奈川県横浜市*-**-*
       電話・・045-***-****
   2 嘱託事項
     平成16年9月、M建設株式会社より受注した東京都工事/式根島野伏港    
    の岩塊投入作業の際「岩塊投入指示」を行った潜水記録の提出を求める。


 
裁判所から届いたA 潜水工業の回答書(↓)には「潜水記録はありませんでした」と
書かれている。
私の記憶が正しければ、潜水業務をしたときは記録を保存しなければならない、となっていた
と思う。
裁判は積み重ねだ。
これで、また一歩前進した。

 
 
この事件は下田海上保安部が「東京都」を沼津地検
  
海洋汚染等および海上災害の防止に関する法律違反
 
書類送検している。
自治体が書類送検されるということは「
不名誉」なこと、「あってはならないこと」だ。
すばらしい海、すばらしい自然を守るためにも、この裁判は最後まで真剣勝負だ。

  
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 (↑ 「A 潜水工業有限会社」から裁判所に提出された回答書)


平成19年1月24日(水)・・晴れ
 どっちが本当???
  式根島の岩塊/海洋投棄問題!!!

1月30日午前10時30分、「式根島の海洋投棄・賠償請求事件」の弁論がある。
その提出する書面だが、徹夜でいつもギリギリまで格闘している。
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 (↑ 地元の証言による、「土砂を投棄しているのを見た海域
        式根島野伏漁港の岸壁から式根島方向を撮影-06.4.3)
 

     

     (↑ 工事業者が都港湾局に提出した
          岩塊を投棄している現場
写真)
     
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裁判の中で、漁協幹部が岩塊を港のすぐ側に投入するよう依頼したか?
が一つの争点になってきた。
 しかし、この漁協幹部だが、
 日本テレビが平成16年6月6日に放映した報道番組の中では
  日テレの取材班が
   
漁協から要望を受けて、岩塊の投入場所を式根島野付港から
   10Km→1Kmに変更したということになっているが・・・?
  と漁協幹部に質問したところ、、
   
『それ(要望)はしてないよ。
    そんな事を何故やったのかと思うよ。
    その辺が俺たちにはどうも理解出来ない』

  と、発言したと放映している。
 しかし、被告/東京都が裁判の中で提出した、この漁協幹部の署名入りの
「供述録取書」の中には、
   「
自分の言ったことが全く事実と違うように編集され、私たちが岩塊を魚礁として
    要望したことはないかのような内容になっていてびっくりしてしましました。
    今まで述べてきたとおり、私たちは、魚礁材としてしゅんせつ岩塊が
    ほしかったのであり、漁組として要望を出したとは間違いありません

と述べており、テレビのインタビーと全く違った事を証言している。

 
しかし上の写真のように、
  海面が茶色く濁る「土砂」のようなものを
   漁協幹部が魚礁材と要望するだろうか???? 
    地元では、この食い違いを何と説明しているのだろう???

 

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 (↑ 「供述録取書」 漁協幹部の署名入り文書)
 


成20年7月1日(火)・・晴れ
 東京地検へ移送
  −式根島-岸壁工事−
  

18年5/1、5/2、5/16、5/19の日記の続き!!
 今日、静岡地検下田支部から封書が届いた。
  
開封すると、東京地検へ移送という処分通知書が入っていた。
  
式根島/岸壁工事、告発してから2年と2ヶ月、
   工事業者もデタラメだが、東京都のズサンな監督・検査、
    工事業者から東京都の検査担当者へのお土産も明らかに、
     監督・検査が適正に行われていれば、不正・不祥事は起こらない。

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○事件の概要
 1) 式根島の岸壁、古くなった(茶色)車止めを→新しい(黄色)ものに変える工事。

      


 2) コンクリート塊・鉄くずの落下防止は下の写真()のように、
  
青いビニールシートを敷いたゴンドラだけ
  
機械式ブレーカー(コンクリートを砕く機械/下の写真)まで使い壊しているのだから、
  コンクリート塊・鉄くずが
海中に落下するのは当たり前。
  東京都の現場監督はコンクリート塊・鉄くずが落ちることを想定できたはずだ。


 港湾局が作成した「工事概要説明書」の最後の行に
 「
上部コンクリート壊しの際、コンクリートガラの海中への落下がないように努めること。
  落下が見られた場合、至急回収すること

 と書かれている。



 
 3) にも関わらず、工事は
合格
    行革110番が調査し
告発!!
     そして、下田海上保安部の
捜査を受けた。

    
  
 4) 工事業者がダイバーを使い海底を掃除したら、
   
コンクリート塊/90Kg、鉄くず/20Kg 
  
が見つかった。 

 5)平成20年6月30日、本件は静岡地検下田支部から東京地検に移送された
  この工事業者は、別件の工事でも書類送検され不起訴にはなったが、
  行革110番の監査請求、住民訴訟で架空工事代金を請求していた事が判明し、
  
工事代金を1,000万円以上返還している
 

  
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