NO.12  出荷証明書
          −官製談合の疑い−
       


成20年10月10日(金)・・晴れ
 契約辞退の真相は??
  ━2500万円も安いのに━

 
○フラットファイルなどの文房具の契約で、辞退した業者がでた。
10/8に報告した(仮称)新台東病院の参加者リストに載っている
(株)ホサカだ。
台東区の入札関連で調べていてでてきた話だ。この業界は
摩訶不思議??な世界!!!

東京都会計管理局が発注した文房具のリスト()、単価契約だ。
 各局の購入する量が確定していないため予定数量で見積もり競争する
   



○以下の見積経過調書(
)のとおり、9月17日に見積(入札)が行われ、
 (株)ホサカが、2位の(株)ミクニ商会より
  
「25,808,100円」も安く
    見積(入札)し、採用された。
 2500万円も安く!!!とは(株)ホサカに拍手である。
  
1. (株)ホサカ        131,466,340円
   2. (株)ミクニ商会      157,274,440円
   3. (有)リエゾン・オフィス  163,294,000円
   4. 美津濃商事(株)      167,688,300円
   5. 浅野商事(株)       177,769,990円
   6. (株)ノエス        199,454,000円

    
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     __________________________________________


○しかし、上記 見積経過調書の備考欄には、
 「
採用者の(株)ホサカが契約が締結を辞退したため、平成20年9月30日に不調とした。」
と書かれている。

○契約の所管局である会計管理局に事情を聞くと、
契約が確実に履行させる為に、「メーカーから業者に対して確実に出荷します」という
出荷証明書を提出させている。しかし、(株)ホサカは今回納入を予定していたメーカーから、
出荷証明書の提出を断られたため、辞退すると申し出があった。

と説明する。
 確かに仕様書の 「9 その他(2)」(
)には「出荷証明書を添付」と書かれている。
     ________________________________________
   
     _________________________________________


○しかし、今回契約の文房具は
日常使用されている商品、スーパーの文房具コーナーで
販売されているものと全く同じ。ネットでも格安に販売されているものと同一商品だ。
 
出荷証明書など必要ない
 
 会計管理局が「出荷証明書」を契約条項に入れた為、
2500万円も安く納入するという業者
辞退に追い込んだのだ
 都庁の入札・見積って何なのだろう?? 何かあるとしか思えない。

 
なぜ、都は出荷証明書を求めるのか??
 なぜ、メーカーは出荷証明書を書かなかったのか??
 ネットショッピングではいくらで売っているのだろう??
 

 次回に続く!!!




成20年10月17日(金)・・晴れ
 メーカーが梱包した製品を納品すること
  ━出荷保証書のほかに━

○10/14の日記の続き!!
 「フラットファイルA4S 外20点の買入れ(単価契約)」が9月17日に
 見積(入札)が行われ、(株)ホサカが、2位の(株)ミクニ商会より
  
「25,808,100円」も安く見積(入札)し、9/17に採用された。
(株)ホサカは納入を予定していたメーカーから、出荷保証書の提出を断られ、
9/30に
辞退した事は既にお伝えした。

○都財務局は(株)ホサカが辞退を受け、同じ内容の契約案件を10/14に発表した。
 「
フラットファイルA4S 外20点の買入れその2(単価契約)

 ここまでは良いのだが、今回の仕様書(
)には新たな「縛り」が加えられた。 
今回は、前回の「出荷保証書に提出を義務付け(
記のAの)」に加え、
「3に記載した荷姿のとおりメーカーが梱包した製品を納品すること。(
下記のBの印)
との文言が加えられた。
 
     _______________________________
  ?

     _________________________________
   

○しかし、当然のことだが 
 納品された商品に「品質不良」には誠実かつ速やかに対応すること
と明記(
)されている。
     ___________________________________________
  

     ____________________________________________

 にもかかわらず、
出荷保証書だけでなくメーカーが梱包した製品とまで事細かに指定している。
 
3 発注に単位及び荷姿
    発注の単位 : 箱(1箱20枚ポケット入方は10冊、40枚ポケット方は5冊入り)
          箱には、品名又は各製造メーカーの商品名及び種類を表示する。
  4 その他
    (3) 3に記載した荷姿のとおりメーカーが梱包した製品を納品すること。


 つまり、都契約担当者は見積(入札)参加業者に対し
  「メーカーと事前によく連絡を取ってから、見積(入札)に参加しろ」
 と脅かしているようなものではないか。
 となれば、今回行なわれる再見積(入札)は、(株)ホサカが落札した価格より高くなることが
予想される。
 つまり前回のホサカより2508万円高い2位の(株)ミクニ商会の価格程度に収まる可能性がある。
  
1. (株)ホサカ        131,466,340円
   2. (株)ミクニ商会      157,274,440円
  


○しかし不思議なこともあるものだ。
 東京都は発注する予定数量を、前回比べ以下のとおり減らしているのだ。
    
比較してみると、以下のようにな具合だ。
                   今回     前回    差引
       フラットファイルA4S・・・52,400   55,300   2,900
       フラットファイルA4E・・・1,900    2,200    300
       パイプ式ファイル 30・・・ 1,900    2,000    100


     _______________________________
    

     ________________________________
 
(↑ 左側は今回仕様書に添付されている別紙、
    右側は前回の別紙から予定数量を抜粋して添付した)
  
     

と言うことは、
 今回の見積(入札)の落札額が、
誰が落すかわからないが???
 前回の(株)ホサカが落札した1億3000万円と同程度であったとしても
 発注量が減っているのだから2500万円
高い落札価格ということになる

 
なぜ、発注予定数量を減らしたのか。
  必要なければ最初から少なく発注すれば良い。
   それとも誤摩化す為の作戦????なのだろうか!!!
 
 
官製談合と受け取る業者が多くいるようだ!!!



成20年10月14日(火)・・雨
 出荷保証書
  ━事務消耗品にまで━

 
○10/10の日記の続き!!
 「フラットファイルA4S 外20点の買入れ(単価契約)」が9月17日に
 見積(入札)が行われ、(株)ホサカが、2位の(株)ミクニ商会より
  
「25,808,100円」
 も安く
見積(入札)し、採用された。が
 「
(株)ホサカは今回納入を予定していたメーカーから、
 出荷証明書の提出を断られたため」
 
辞退した事は先週お伝えした。

○その仕様書(
)がこれだ。
     ____________________________
   
     ____________________
 
(↑ フラットファイルの仕様書 
   赤矢印に「出荷証明書を提出すること」と書かれている。)


    
 
(↑ 行革110番使用の「ライオンA-517K A4-S」)

     _______________________________
  
     _________________________________
  
(↑ パイプ式ファイルの仕様書 
   赤矢印に「出荷証明書を提出すること」と書かれている。)

     
  
(↑ 行革110番使用の「KIBG JIM 1473」
        仕様書と番号が1000番違うが???)


○事務消耗品を購入するのに、メーカーの出荷証明書を必要とする東京都の
対応が理解できない。
 近々、再度見積もりをおこなうと言うが、このままでいけば
メーカーが出荷証明書を出す特定の業者が2500万円ほど高く採用(落札)???
するのだろうか??
さもなければ、メーカーが「(株)ホサカ」に出荷証明書の提出を拒否した理由が
なくなる。
 
入札について公務員がかかわって談合すること」を官製談合というが、
今回のケースを
業界筋は官製談合とささやいていると言う。
 
 出荷証明書が慣例!!というなら、悪しき慣例は即刻、
是正・廃止すべきだ。



成20年12月17日(水) ・・冷たい雨
 平成20年4定-最終日/文書質問

○本会議最終日、行革110番 恒例の文書質問を提出した。
     ____________________
       
文書質問について
-目次-
1. 出荷保証書の提出義務について。

1. 出荷保証書の提出義務について。
 都庁で使うフラットファイルなどの文房具は、会計管理局が財務局契約第2課を
通し単価契約で入札(見積)・契約し、各局(事業所)に納入させている。
財務局において今年9月17日に「フラットファイルA4S 外20点の買入れその2(単価契約)
として入札(1回目)が行われ、
(株)ホサカが2位の(株)ミクニ商会より「25,808,100円」も安く入札し採用された。
(1位/(株)ホサカ 131,466,340円 2位/(株)ミクニ商会 157,274,440円 
 3位/(有)リエゾン・オフィス 163,294,000円 4位/美津濃商事(株) 167,688,300円 
 5位/浅野商事(株) 177,769,990円 6位/(株)ノエス 199,454,000円
)
しかし、上記 見積経過調書の備考欄には、
採用者の(株)ホサカが契約の締結を辞退したため、平成20年9月30日に不調とした。
(平成20年10月1日追記)」
と書かれ(株)サカが辞退していることが分かった。
 契約の所管局である会計管理局に事情を聞くと、
契約を確実に履行させる為に、「メーカーから業者に対して確実に出荷します
という出荷保証書を落札業者から提出させている。
しかし、
(株)ホサカは今回納入を予定していたメーカーから、出荷保証書の提出を断られたため
辞退すると申し出があった。』
と説明する。
 確かに仕様書には「出荷保証書を添付すること」との項目がある。
しかし
今回契約した文房具は、スーパーの文房具コーナーや、ネットでも格安に販売されている
ものと同じ商品だ。
 当然のことだが、
品質不良等やその他契約違反があった場合には「誠実かつ速やかに対応すること
と明記されており、出荷保証書の提出など必要ないと考える
今回、会計管理局が「出荷保証書」を仕様書に入れた為、2,500万円も安く
納入するという業者を辞退に追い込んでしまったと考える。

 都財務局は、9月30日の(株)ホサカの辞退を受け、同じ案件名で「2回目の入札」を
10/14に発表した。しかし、2回目の仕様書を精査すると、前回の出荷保証書の
提出義務付けに加え、「メーカーが梱包した製品を納品すること。
との文言が加えられメーカーへの縛りを強くしている事が分かる
これでは、入札参加業者に対し
メーカーと事前によく連絡を取ってから、入札に参加しろ」というものであり、
メーカーと契約しているのと同じことになる
2回目の入札は、1回目の入札で2位になった(株)ミクニ商会が落札している。
 業界関係者から出荷保証書の提出義務付けを、「官製談合の温床になっている
という声がある。

 質問)(株)ミクニ商会が契約しようとしたメーカーは出荷保証書を書いたが、
    (株)ホサカが契約しようとしたメーカーが出荷保証書を書かなかった理由を、
    会計管理局はどのように考えているか伺う
 質問)東京23区で出荷保証書の提出義務付けしている区があるか伺う
 質問)出荷保証書だけでなく、荷姿・梱包まで指定した理由を伺う。
 質問)官製談合の温床となりかねない、出荷保証書の提出、そして荷姿・梱包の指定を
   廃止すべき、と考えるが見解を伺う?



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