3.11 被災地を巡る旅−3年目−
 2013年の旅のレポートです。
  行革110番のブログをまとめました。

3.11-2年5ヶ月後の被災地-
  そして、泊(北海道)、柏崎刈羽(新潟)を巡る旅。

 8月1日〜15日まで、福島第1原発〜六ヶ所村まで、3.11の津波の被害を受けた
 海岸線を走った。
 この旅も、2011年8月、2012年8月、今年で3回目だ。
 「復興」をこの目で確かめようとスタートしたのだが、・・・・・。
 電源開発が建設中の大間原発まで・・。
 目の前が北海道と気づき、学生時代に一人で日本一周した時の事を思い出し、
 つい、フェリーのキップを買ってしまった。
 予定のなかった北海道/泊原発まで足を伸ばした。
 
 以下は、旅のレポートです。
 
○8/1
  東京→小名浜→富岡(福島第1
原発-警戒線)→川内村→富岡〜川内村→田村
  →川俣町→飯舘村→南相馬
  
宿泊--ビジネスホテル六角(ボランティア六角支援隊の本拠地)

 
小名浜の叫び!!
  2年前の8月、市営小名浜魚市場/小名浜底曵漁協直売所の建物は
  津波にかろうじて残り、2階に、市場食堂が細々と営業していた。
  周辺には1軒の店だけだった。
  その小名浜底曵漁協直売所が、今は道を隔てた反対側に建てられ、
  営業していた。
   今回の旅に出る7/27、東電は
 「
海側トレンチ(2号機取水電源ケーブルトレンチ)に溜った汚染水が高い濃度
  と 発表し、
その汚染水が地下水に混じり、海に漏れ出している事がわかった。
  その海へ流れ出ている地下水の量は1日400トンという。
  
それも2年以上前から漏れ出している??と聞くと唖然としてしまう。
  
http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2013/pdfdata/j130727a-j.pdf

  その小名浜底曵漁協直売所の柱には

        心まで汚染されてたまるか
      
  上写真の左側の柱には
         
海は強い蘇れいわき
  
と、大きく手書きで「」「」の文字がで書かれている
             
  道を隔てた魚市場側には
         
よみがえれ私達の海
        
  との文字がある。
  せっかく頑張ってきた漁業関係者の方の気持ちを察すると、涙が出た。
 
 
富岡(検問所)/線量は「 7.3 」マイクロシーベルト
  小名浜から福島第1原発の警戒線のある富岡に向かう。
  途中の いわき市平薄磯 の海水浴場にある鎮魂の祭壇(
)、線香を供えた。
       
  昨年9月、検問所が楢葉から福島第一原発に近い富岡に移動した。
  以前 検問所があった楢葉/Jビレッジ交差点(
)、通行量は少ない。
     
  6号線沿いには、汚染土壌を入れた袋??(
)が!!所狭しと置かれている。
   
  福島第2原発の脇を通過する付近から、交通量はまばら!!
     
      上記写真付近の線量は、0.651マイクロシーベルト(
)、
      富岡に近づくと、線量は 0.758、1.092 と上がっていく。
      
 そして、富岡の検問所で、係員から車を止められたとき、
 
線量計を見ると「 7.3マイクロシーベルト 」、ビックリした(この写真は撮れなかった)。
 Uターンして検問所から離れた所で線量計の値は「 3.779 マイクロシーベルト」(
)
    
 線量計は、4.494、5.036、そして、「 6.144 マイクロシーベルト(
)」まで上がった。
   
 検問所で働いている若い係員(
)作業を終えて帰るらしい。
 マスクだけ。これでいいのだろうか?
   
 広野のガソリンスタンドで、「富岡から川内村へ抜ける事が出来る」と聞いた。
 至る所で、
原子力災害言質対策本部作成の
迂回案内- この先帰還困難区域につき、通行制限中ここで迂回してください
 の看板(
)がある。線量計は「 2.773 マイクロシーベルト」、高い線量だ。
 カーナビを頼りに入り、やっと川内村に抜けた。
   
 
 
至る所で除染作業
  川内村から飯舘村まで、車が並んでいるところ
()といえば
  除染作業だ。周辺の線量計は「
0.341 」だった。
    
  田んぼの除染、ブルーシートが掛けられている(
)が、回りは山だ。
  今日のように雨が降れば・・・・。
  
  道路の脇が除染されている個所を見つけた。
  そこで、線量計を土の上に置いて(
)みると,「 1.408 」。
  やっぱり、山に積もっている放射能が雨水と一緒に流れ出ているのだろう。
     
  飯舘村村近くで線量計を見ると,「
1.186 」 。
  丁度、道路脇の斜面から流れ出た雨水が道を流れている。
  そこで、線量計を道路上に置いてみると,「
3.435() 」。
  除染をしても雨が降れば、また元に戻ってしまう。
  何の為の除染が分らなくなってしまう。
   

○8/2
  8/2〜8.3/9:00AM まで南相馬

  
宿泊--ビジネスホテル六角(ボランティア六角支援隊の本拠地)

 ボランティアのお手伝い!!
  私/後藤は2011年4月から、南相馬のボランティア/六角支援隊を少しだけ
  お手伝いさせてもらっている。
  毎月、パン屋/ウッドペッカーからラスクを仮設住宅の方々に送っている。

 今年6月、六角支援隊は仮設住宅の方々を元気づけようと、仮設住宅の脇に
 「田んぼ」を借り,田植えした。
 パン屋の仕事があったので、田植えの手伝いに行けなかった。
 
 8/2 「田んぼ」を見に行くと、田んぼの雑草「ひえ(稗)」(
)がたくさん生えて
 困っている。
 
田んぼの左側(白丸)等々に白く穂が出ているように見えるのがひえ(稗)
 
予定が何もないのが旅、そこで、草取りを買って出た
     
 
しかし、田んぼの草取り、始めての体験!!
  気楽に引き受けたのだが、す〜ごく大変!!
   1日(8/2)では草取りが完了せず、
    翌、8/3 朝5時 草取り開始!! 8時30分に終了(
)!!
   
 隣の仮設に住む方々も、「ひえ」がたくさん生えているのが
 気になっていたようだ。
 稲穂も出ており,稲刈りが楽しみだ。
 

○8/3
 南相馬→山元町→亘理町→仙台空港→多賀城→石巻→女川
 →雄勝→大川小学校→神割岬
 
宿泊--神割岬キャンプ場/2,000円

  
復旧・復興
 
まず最初に目に止まったのが、相馬港()の復旧工事は大規模に行われていた。
   
  しかし、常磐線は現在も相馬駅 - 浜吉田駅間が不通、その中にある坂本駅、
  線路もない、駅舎もない、駅があった証しとして写真()が元の駅舎後に
  立てられていた。
  (もちろん、福島第一原発の近くを走る広野駅 - 原ノ町駅間は不通だ)
   

  「苺」で有名な亘理、新しく苺ハウス団地()が作られていた。
   
  宮城県岩沼市の「千年希望の丘プロジェクト
()
   
私たちは、東日本大震災の被災地沿岸部に津波からいのちを守る森の防潮堤を築くために、
   有志とともに立ち上がりました。震災瓦礫を埋めて、ほっこらとした盛土を築き、その上に
   シイ・タブ・カシ類を中心とした土地本来の樹種を植樹して森にしていきます。
    復興から立ち上がっていく日本のシンボル的事業となるよう、皆様のお力添えをお願い
   申し上げます。

   
  「新しい堤防を作っています」と書かれた工事看板(
)、
  工事期間・施工者が違う。計7枚あった。
  
  多賀城を通りかかったとき、自衛隊駐屯地で
  「多賀城 七ヶ浜 復興 夏まつり(
)」が開かれていた。
  被災地の人々は自衛隊の働きに感謝している方が多い。
  
  石巻の蒲鉾や「白謙(
)」、震災からいち早く店をオープンした。
 
 笹かまぼこ、白謙揚げ(ボリュームあり)、美味しい。
  今年で3回目だ。

  


○8/4
 神割岬→南三陸町→気仙沼→釜石→宮古→田野畑→北山崎
 
宿泊--北山崎/しゃくなげ荘

 
ダンプの列の先?
   
海岸沿いの道路は、何しろダンプが多い。その先には、巨大堤防!!が!!
        (
)
   
  
   これも堤防になるのだろうか?              
           (
)                   ()
   
 
  
写真右にも台形状の土か盛ってあるが!!
                         (
)
     
  
この旅は、来年の夏も続けるつもりだ。
  この堤防で景色は一変している事だろう。

 
ここさ帰る ここ栄える = ココサカエル
  気仙沼岩松にある「まついわ福幸マート ココサカエル()」、何と!! 素晴らしいネーミングだろう!!
  丁度、祭り囃子をやっていた。
  

  
○8/5
 北山崎→久慈→八戸→六ヶ所村
 
宿泊--六ヶ所村/花とハーブの里

 
田野畑村/北山崎の朝日
  
私/後藤の友人である黒木昭雄さんが、最後にかかわった事件の現場が田野畑村。
  宿/しゃくなけ荘の主も黒木さんの事をよく覚えていて、当時の話を聞いた。
  北山崎からの朝日が素晴らしいと聞いて、早起きしたが、雲の切れ目からの
  朝日(
)だった。風情があってなかなかのものだ。
  

 
あまちゃん効果
  
NHKのあまちゃん で観光客が押し寄せている海女センターに寄り道した。
  国道45号線/野田村役場の先を右折、細い県道217、268号線で小袖海女センターへ。
  交通規制の看板がある。
  地元の方に聞くと、
   
あまちゃん効果で観光が来てくれる。
   しかし、道路が狭く、混雑するとすれ違いが出来ない。
   10月末まで、土・日・祝日は、午前9自から午後4時までマイカー等
   ては入れない。

  という。
  本当に道は狭い、普通車とのすれ違いにも往生するくらいだ。

  
海女センターでまめぶ汁()を味わった。
   

 今回の旅、第2の目的地、花とハーブの里/六ヶ所だ。
 住所は、青森県六ヶ所村村倉内笹崎1521。
 広い六ヶ所村で、何とか辿り着いた。
 

○8/6〜8/7
 8/6 六ヶ所村→東通原発→陸奥→佐井村(がんかけ公園キャンプ場)
     8/6--宿泊--がんかけ公園キャンプ場
 
8/7  佐井村→大間→函館→長万部→岩内
     8/7--宿泊--岩内キャンプ場/マリン・ビュー

 
花とハーブの里
  核再処理施設がある六ヶ所村/故郷に住み、「故郷を放射能で汚されたくない」
  という思いから、チューリップ片手に国策・核燃再処理工場と
  対峙し続けて20年。
  核に反対するやさしい人たちが集まる六ヶ所村の前線基地
  それが「
花とハープの里」、その世話人のような方が菊川慶子さんだ。
  本当に素晴らしい女性にお会いできた。
  
「花とハーでの里」を知らない方には、どうぞ、下のHPをクリック!! 
    http://hanatoherb.jp/
      http://www.rokkasho-rhapsody.com/index2
      http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=3389
      http://www.kageshobo.co.jp/main/books/rokufuru.html
  牛小舎は、
  牛小屋を改造して皆で作った「反核燃の簡易宿泊所」。
  という。
  私/後藤も一晩 泊めて頂いた。

    
  南相馬/六角支援隊では「田の草取り」、六ヶ所/花とハーブの里では
  「苺畑の草取り」を買って出た。
  苺畑(
)の草取りって、こんなに大変だとは思わなかった。
   

 
原発半島/下北
  花とハーブの里で昼飯を頂き、東通原発に直行した。
  原発に行っても入れるのはPR館(
)だけ。
  日本人は、このPR施設で、安全神話という「洗脳教育」を受けていたのだ。
  東通りは、下北半島の中でも霧が深いところだ、と聞いていたが、
  今日(8/6)は、見えるはずの原発が見えない。
  このトントゥビレッジ,他の原発展示館のパンフレッドがたくさんある。
  精査すると面白そうだ。
  日本中の原発PR館のパンフを集めると、
  安全神話の基となる洗脳教育の実態が浮き彫りになりそうだ。
  
   
川内原子力発電所展示館(九州電力)、
   エル・パーク・おおい-おおいり館/
     
好奇心がいっぱい クリーンなエネルギー原子力発電を身近に体験-(関西電力)
   エルガイアおおい/
未来体感ミュージアム (関西電力)
   美浜原子力PRセンター/
電気とのすてきなコミュニュケーションランド (関西電力)
   東海テラパークのご案内(日本原子力発電株式会社)
   アリス館滋賀/
楽しさがいっぱい!! (北陸電力)
   敦賀原子力館/
するがの美しい自然の中に原子力館があります(日本原子力発電株式会社)
   とまりん館/もっと自然に もっと身近に 原子力(ほくでん)

   
  PR館、まず目に入ったのが、下北半島の原発関連施設の地図(
)だ。
  上から
(地図に書いてある通りに書きます)
    
大間原子力発電所建設地点(電源開発株式会社)
      =大間町
    リサイクル燃料備蓄センター建設地点(リサイクル燃料貯蔵株式会社)
      =むつ市
    東通原子力発電所建設地点(東京電力株式会社)
      =東通村
    東通原子力発電所(東北電力株式会社)
      =東通村
    原子燃料サイクル施設(日本原燃株式会社)
      =六ヶ所村

   
  大間原発の近くにある佐井村/津軽海峡文化館アルサス 3階展望室
  にある望遠鏡(
)に、電源開発株式会社協賛のシール(赤の矢印)が貼ってある。
  この文化館アルサスも、超豪華建物だ。
佐井村って金持ち???!!!
   
  大間原発の建設現場だ。
  海岸線を走る国道338号線(海峡ライン)をねじ曲げて、大間バイパスを
  つくり原発を作ろうとしている。 
   

 
北海道へ/予定のない旅?
  
夜、ビールを飲んでいて海の向こうは北海道、行きたくなる。
  朝起きて、青函フェリー(
)に電話しチケットを予約してしまった。
  
  
  予定がなかった北海道、道の駅でパンフレットを集めが最初の仕事。
  泊原発のある積丹半島に向かってひた走りだ。
  岩内のキャンプ場に電話で予約。
  夕食は、岩内の魚屋さんで分けてもらった  
   
カキ、ホタテ、白貝、ほっけ、カレイ
  そして、地元の
岩内ワイン()
   


 この旅も、2011年8月、2012年8月、今年で3回目だ。
 今回は、下北半島の突端にある大間原発(電源開発が建設中)まで出かけた。
 大間といえば、目の前が北海道/函館だ。
 学生時代に一人で日本一周した時の事を思い出し、つい、フェリーのキップを買ってしまった。
 予定のなかった北海道/泊原発まで足を伸ばした。
    
○8/8〜8/10
 8/8 
岩内キャンプ場→泊原発→神威岬→小樽→江別→岩見沢
     宿泊--道央自動車道岩見沢/SA 
 
8/9 岩見沢→富良野→美瑛→層雲峡
     宿泊--層雲峡キャンプ場 
 
8/10 層雲峡→銀泉台→帯広→日高→苫小牧
     宿泊--フェリー乗り場駐車場 

 泊原発/とまりん館
 
 岩内のキャンプ場を出て、隣町にある泊原発に向かう。
   キャンプ場から遠くに泊原発が見える
  広報展示室と書かれた大きな看板が目に入った。
  原発のPR館か?と思いよく見ると、「原子力環境センター」と書かれ
  ただの展示室で、泊原発のPR館と違う。
  紛らわしい看板だ。
    
  そこから 100m ほど行った左側 4階立てのゴツイ建物があり、
  こちらが本物の泊原発PR館-「とまりん館」だ。
   http://www.hepco.co.jp/ato_env_ene/energy/pr/tomarin/
  入口の脇に
   「PRセンター敷地内では次の行為を禁止いたします。」
  と書かれた立て看板(
)がある。その最初に、
  「
許可を得ない取材・インタビュー
  とご丁寧に書いてある。
  見学者と取材とでは、説明の中身まで変わるらしい。
  
この私/後藤のレポートも、HPにUPするのは、実は禁止だったのかな???
    
  「とまりん館」の中に入ると、吹き抜けがあり
  椰子の木の飾り付け??まるで/南洋の島??だ。
  原発は安全で楽しい!!とでもアピールしているようで、違和感を感じる。
  せっかく来た泊原発、説明してもらうことにした。
  男性の説明員が1時間 、とても丁寧に説明してくれた。
   
泊原発は、考えられる安全対策を全て???講じている!!
  との説明に、
安全と言われれば言われるほど、
   
原発は危険なものだ!!
  と実感した。
  そして、
   
高レベル放射性廃棄物の捨て場!!
  の展示内容に、地球が聞いたら怒ることだろう。
  タイトルが「
原子力発電はなぜ必要なんだろう」の子供用のパンフ()
    

  このパンフの最後のページに、その捨て場/処分場について
  以下の説明が書かれていた。
   原子力発電・エネルギーの数字アラカルト?
   「3個」

    使用済燃料を再処理することにより、放射能レベルの高いの廃液が発生します。
     これを高レベル放射性廃棄物といいます。
     一人が一生使用する電気の半分を原子力で賄ったとすると
     その時にでる高レベル放射性廃棄物の量は、
ゴルフボール3個分くらいに相当します。
     なお高レベル放射性廃棄物は
     ガラス固化体にしても、
地下300メートルより深い地層
     に埋設処分する方法が基本方針となっています。
  ゴルフボール 1人 3個、そして、日本の人口 1億2800万人とすると、
  なんと!! ゴルフボール 3億8400万個を地下300mより深く埋める。
  この地震国/日本で、恐ろしくなるような解説だ!!
      
  下の写真は、実物大の「原発内部の作業員の洗浄施設(
)」だ。
  原発内部で働く作業員は
   
原発は安全!!と思い込まなければ、やってられないだろう。
  この施設を通って原発内部を行き来するのだから。 
     
  「とまりん館」の極めつけは、無料のプール??!!
  原発は迷惑施設。なんでも作ってくれたのだろう。
    


 
電源立地等初期対策交付金施設
  「とまりん館」を出て、積丹半島を神威岬に向かうと
  鰊御殿
にしんごてん()がある。
  入口の脇を見ると、
   「
平成11・12年度 
    電源立地等初期対策交付金施設

  のプレートが付けられている。
  原発周辺にある施設は、全て原発施設と思って間違いない
   

 
パン屋の仕事/江別製粉
  泊原発から神威岬を回り、小樽→札幌→江別に車を走らせた。
  江別は小麦の産地(
)、私/後藤のパン屋の取引先/江別製粉がある。
     
  工場を見学し、いつも使っている小麦/全粒粉・ライ麦が挽いている
  石臼をみて、納得した。
  私/後藤が作る 自家製天然酵母のライ麦パン の
ライ麦
  江別製粉から仕入れている。
  そこで、
ライ麦の産地/美瑛の農協を紹介してもらい、翌日 ライ麦畑
  見ることになった。
  夜は札幌に泊まり、サッポロビール園でジンギスカンを食べながら
  ビールを飲もう!!と思っていたのだが、ホテルが満室!!
  仕方ないので、回転寿しで夕食を済ませ、道央自動車道/高速に乗り
  岩見沢SAで泊ることになってしまった。

  美瑛のライ麦畑(
)、このライ麦でパンを作っている!!と思うと
  嬉しくなる。
   
       これが天然酵母のライ麦パン(
)
           
  朝、雨さえ降らなければ、刈り取りのコンバイン(
)に乗ることが
  できたのに、残念!!
   
  美瑛から宗谷岬 知床を回り北海道一周 しよう??と思っていたが、北海道は
  広すぎる。最終目的地/柏崎刈羽原発に行く時間がなくなる。  
  そこで、帯広の「四葉バター」の工場に変更し、今夜は層雲峡でキャンプだ。
   
四葉バターは、私/後藤のお気に入りのバター、パン屋のバターは全て四葉バターだ。
  愛車はダイハツ アトレー(
)、窓にはカーテン、後部に板を張りベッド、
  
すだれで食堂???を作った。軽自動車だが、二人が楽々寝られるスペースがある。
  もちろん、テント・炊事道具等のキャンプ用品は積んである。
  学生時代に一人で日本一周した思い出が蘇る旅だ。
    
  四葉バターのふるさと、十勝平野(
)!! 見渡す限りの牧草畑。
  8/10が土曜日、残念だったが、工場見学は休み。またの機会に!!
   
  すれ違う車、お盆の帰省客らしき車が増えてきた。
  本州に渡るフェリーが心配になり、フェリー会社に電話を
  入れると、8/11 朝5時発の川崎汽船が空いていた。
  帯広から苫小牧まで日高峠を越えて、車を走らせた。苫小牧には夜 着いた。

○8/11〜8/13
 8/11 
苫小牧→八戸→九戸→バッタリー村
     宿泊--バッタリー村でキャンプ 
 
8/12 宿泊--バッタリー村でキャンプ 
 
8/13 バッタリー村→遠野→夏油温泉
     宿泊--夏油温泉 
 
 
バッタリー村
  
苫小牧からフェリーで八戸に到着(13:30)。
  フェリーから下北半島/東通原発が見えるかな?と思い
  デッキに出て目を凝らしたが、天気が悪く陸地すら見えない。
  八戸でのんびり昼飯を食べ、地図を広げて泊る場所を探し、
  平庭高原キャンプ場 と決めた。
  途中で予約の電話を入れると−満杯−!! と断られた。
  そこで、あてもなく走っていると、右手に「茅葺き」の民家があり、
  
「バッタリー村」
   http://www.e-tn.jp/battari/ 
←是非クリックして見て下さい
  と書かれた看板が目に止まった。
   
なんだろう??!!
  と思い立ち寄った。
   
近所で泊るとこありませんか? キャンプでもよいのですが。
  と声をかけると、村長さんから
   
そこの駐車場でよければ、使っていいよ。
  と言われ、甘えることにした。
  バッタリー村を見せてもらい、すっかり気に入り2泊させてもらった。
  村には「
バッタリー憲章(↓)」がある。
   
この村は与えられた自然立地を生かしこの地の住むことに誇りを持ち
    一人一芸何かをつくり都会の後を追い求めず独自の生活文化を伝統の中から創造し
    集落の共同と和の精神で生活を高めようとする村です。

  
村では、都会の若者達を受け入れ、山村体験をさせている。
  丁度、私/後藤の住んでいる世田谷にある農大の学生さん達が泊っていた。
  下の写真(
)は、村長さんが建てた五右衛門風呂。
  農大の学生達が薪で風呂を湧かしていた。
   
  バッタリー村のバッタリー(
)とは、
   
沢からのわずかな流水を利用して石臼を搗き、雑穀を製殻、製粉することが出来る、
    大きな丸太をくり抜いた「獅子落とし」のような形の道具です。

  写真がうまく撮れていないが、これがバッタリー(
)だ。
  バタンという音からバッタリーと名が付いたらしい。
  写真中央/奥に沢の水が流れいるのがわかるだろうか。
   
  村には、炭焼き釜、ヤギ牧場、日本ミツバチ、手作り木工所、
  豆腐作り、等々と村長さん手作りの施設・道具がたくさんある。
  その中に、使われていない燻製器があった。
  そこで、私/後藤がイワナの燻製を作って差し上げた。
  村で作った、山のくるみの木の切れ端で
  30cmを超えるイワナを1晩かけて燻製!!
  最高に美味しかった。

○8/14〜8/15
 8/14 
夏油温泉→横手→鶴岡→新潟→刈羽→柏崎
     宿泊--柏崎/みなとまち海浜公園駐車場 
 
8/15 柏崎→十日町→湯沢→東京
     
 
ラジウム放射能温泉
  バッタリー村から柏崎刈羽までは遠すぎる。途中で一泊するしかない。
   
私/後藤は旅するとき、「日本の秘湯」というガイドブックを持ち歩く。
  たまには温泉/秘湯にのんびり浸かりたくなり、「日本の秘湯」を探すと
  「特別天然記念物の
ラジウム放射能を有するドームの温泉や・・・。
  と書かれた
夏油温泉/岩手県北上市を見つけた。
  
放射能の文字に引かれ、早速電話で予約を入れた。
  
秘湯といわれるだけあって、県道122号線の終点という山奥だ。
  露天風呂が5つ、内風呂が2つ。湯治客も多くいた。
  ☆☆☆、是非お出かけを・・・。
   

 
柏崎・刈羽原発
  夏油温泉を出て、柏崎に向かってまっしぐら。
  夕方になって、やっと柏崎・刈羽原発に到着。
  原発の回り(
)を一回りし、PR館などの場所を確認した。
  監視カメラが取付けてあり警戒が厳重そうだ。
  明日が楽しみだ。
   

  柏崎の海岸沿いを走っていると、夕日が素晴らしい!!!。
  日本海に沈む夕日が見えるはず!!
  そこで、「みなとまち海浜公園」の駐車場に車を止めると、
  夕日の名所らしく、夕日の沈む瞬間(
)を待っている観光客が集まっている。
  気に入ってしまい、今晩はこの駐車場で泊ることにした。
    

  翌朝、柏崎の町を車で散策すると、原発の金で建てたであろう建物が
  多く目につく。
  柏崎市役所には、「核兵器廃絶平和都市 柏崎市」と書かれた看板が
  鎮座していた。
   (
2年前、東海村の消防署に建てられていた看板には、
   「核兵器廃絶、原子力平和利用」と書かれていたのだが、・・・。)
    
    
  
 
敷地内バスツアー???
  原発PR館は9時開館、最初の客となった。
  お盆に合わせ、「原発の敷地内をバスで案内」するという。
  早速申し込みをする。
  申込には、
    
住所・氏名を記入し
    
免許証・パスポート等の身分証を提示
  という手続きが必要だ。国の指導というから仕方がない。
  
バスからは降りることなく、その上、写真撮影は禁止!!!
  「ゲートをくぐり、ただ中に入りました。」というだけ

  バスに乗るとき(
)は,チェックは厳しい????演出???を行っていた。
   
 
 
馬鹿な原発アンケート
  バスに乗るときに渡されたアンケート(
)がある。
    
安全対策はご理解いただけましたか?
     安全対策について、どのような感想をもたれましたか?
     発電所を見学する前の「発電所のイメージ」をお聞かせ下さい。
     発電所を見学した後の「発電所のイメージ」をお聞かせ下さい。
     原子力発電についてのご意見をお聞かせ下さい。

  このアンケートを、バスに乗って原発施設の説明を受けている
  20分程度のなかで書け!!という。
  このアンケートを使い、来館者が「原発は安全と理解した」とでも
  言いたいのだろうか。馬鹿げたアンケートだ。
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地層処分
  
<「適切」の前は何だったのか?>
    PR館の展示で興味を引いたのが、最終処分だ。
    展示されている「パネル」を撮ってきた写真で紹介する。
    まず最初に目についたのが、
     
「適切」
    と後から貼付けている「地層処分」のパネル(
)だ。
    前は何だったのだろう。剥がしてみたくなった。
    「簡単」とで書いてあったのだろう!!か??
   

  
<地震が多い日本でも、地層処分はできるのですか?>
 
  地層処分のコーナーで、設問形式の画面()がある。
    「
地震が起っても大丈夫?
     地震が多い日本でも、地層処分はできるの?

   との設問に対する答えは、

    
日本は、地震や断層活動が多いため、その調査・研究が進んでいます。
      これまでの調査・研究で、火山活動や断層活動は限られた地域内で繰り返し
      起っていることが分っています。
      また、処分施設建設地の選定にあたっては、詳しい調査を行うことから、
      これらの活動地域を避け、火山や活断層の影響を受けにくい安定した地層をを
      選ぶことができます。
    
と、書かれている。
    3.11が起って、2年以上たっているにもかかわらず、
   相変わらず、こんな説明しかできないのが
地層処分!!だ。
  

  <ガラス固化後の時間(年)>
   
地層処分するためにガラスに詰めるのだが、・・・。
   「1テラベクレルとは、1億ベクレルです」と書かれている。
   実に分りやすいパネル展示をしている。
     
高レベ放射性廃棄物を入れたガラス固化体が、
      元になったウラン鉱石の放射能レベルまでに戻る
     まで、
       
10万年後
     と説明している。

   このパネルで、「原発は安全です」と説明する原子力村の連中の気が知れない。

        
 

  
柏崎刈羽原発の従業員
   柏崎刈羽原発は、
     
こんなに地元に貢献しているんだぞ!!!
     再稼働しないと、地元の仕事がなくなるんだ。
     それでもいいのか!!!
   とでも、地元の方達を脅しているようなものだ。
   

 
何で? 「福島の新聞」が柏崎刈羽原発にあるの? 
   PR館 1階、資料コーナーの脇に、綴じられた「福島民報(
)」がおかれている。
   柏崎刈羽原発も、事故を起こした福島第一原発と同じ「東京電力」の原発だ。
   何で、福島の新聞がココにおかれているのかな?
   理解に苦しむ。
   

  
広報研修施設 補助金施設/アトミュージアム
   原発から柏崎よりに、アトミュージアム/柏崎原子力広報センター(
)がある。
   入口の脇には、
広報研修施設 補助金施設のプレートが貼ってある。
   
   アトミュージアムのHP
http://www.atomuseum.jp/gaiyo.htmlから感心のある個所を
   抜粋すると、
     設置目的 この法人は、広く県民一般に原子力発電、放射線利用など
            原子力の平和利用に関する知識の普及啓発を行い、もって
            地域社会の安全と安心に寄与することを目的とする。

     
事業の概要 1)原子力の平和利用に関する知識の普及啓発
             2)原子力に関する情報の収集及び公開
       主な展示物 発電しよう
             核分裂をおこせ
              チャレンジ!ベストミックス
       財源 施設及び展示設備の整備には、広報・安全等対策交付金を充当しています

   と書かれている。

 
国道353号線
  8月15日、旅を始めて半月、そろそろ帰らなければ・・・。
  高速を走れば簡単に帰れるのだが、それでは旅の醍醐味は味わえない。
  そこで、柏崎から国道353号線を南下した。
  国道353号線、一般国道のイメージからほど遠いが、ドライブを楽しむには最高。
  途中に「棚田」が多く点在し、これが目をみはる絶景だ。
  棚田は日本の原風景、農家の方のご苦労は大変なものだろう。
       
  353号線で時間がかかり過ぎ、湯沢から高速に乗り東京へ戻った。
  走行距離 3446キロ、無事に走り終えることができ、
  お御世話になった方々に感謝します。

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旅から考えたものは?
  除染・・どこまで、どれだけ、除染するのか,決めること。
      
山に降り注いだ放射能の除染は不可能だ
      除染費用を被害を受けた人の支援に使うべきだ。
  支援・・南相馬ボランティア/六角支援隊の方々がつくった
      田んぼから、これからの支援は、
      被災者の方々が、
生活に意欲が湧くことに重点をおくべきだ。
        
六角支援隊/大留さんが
          9月10日 NHKラジオで放送された
            深夜便 明日への時代の
         コーナーで で、これからの支援について語っていた

  復興・・建設中の「巨大な堤防」で津波から完全に守れるのだろうか?
      
自然の脅威から身を守るには、自然から学ぶしか無いと思う。
  コンビナート・・下北半島は、
      原発(東通・大間)、中間貯蔵施設(陸奥)、核燃料サイクル(六ヶ所村)
      があり、
「原発コンビナート」?になってしまった。
      再稼働中止は、再生エネルギーへの転換であり、
      過疎地の生き残り・地方と都市の格差是正にもつながるはずだ。
  雇用・・原発の回りには、迷惑施設への「お礼の施設」が多数ある。
      今、金の誘惑に負けたことを悔いている住民もいるだろう。
      廃炉のための膨大の金が必要だ。
      未来に向かっての、雇用にかけるべきだ。。
  処分・・「地層処分=埋めろ!!」とは、
無知な政治家の発想!!だろう。
      ガラス固化体に埋めても、10万年後まで放射能レベルは下がらない。
      日本は地震国だ、処分場に手を上げる自治体は無い。
      再稼働を止め、これ以上、ごみを増やさないことだ。


 −
後記−
  安全対策に取組んでいる原発も、100%の安全はない。
  安全対策は、永久に続き、処分場は無い。
  事故が起きれば税金が投入される。
  やっと原発は最悪の税金の無駄使いだと分ってきた。
  何故、広島・長崎で核の怖さを知っている日本人が、国策・安全神話に
  乗せられたのだろう。
  嘘と感じながらも、安全という洗脳教育を受けた結果だろう。
  ブエノスアイレスで日本の総理大臣は、
  「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」。
  「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に完全に
   ブロックされている」。
  と発言したが、明らかに嘘だろう。
  こんな分りやすい嘘を信じたIOCの委員???がいたとは驚きだ!! 
  
 旅から戻りUPするまで、1ヶ月かかってしまった。
 原発について知らないことばかり、もっと勉強しなければ!!
 と反省した。